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授業準備の時短術!ChatGPTで問題作成を効率化!【生成AI校務利用】

  • kentakk14
  • 1月10日
  • 読了時間: 3分

自分の求める問題を探すのに時間を費やしてしまうことはあります。

しかし、生成AIを活用すれば必要とする問題を瞬時に生成することができ、私たち教師はもちろん学習者にとっても非常に有用です。


レベル別の問題を生成する


ChatGPTの良さは自分の思い通りに問題をカスタマイズできる点です。

難易度を指定すれば初心者向けから応用問題まで容易に生成できます。

まずは難易度別に問題を生成しました。

 





 

以下のように各問題の解説やヒントなども生成できます。

各問題に解説やヒントを付けることで、理解を深めるためのサポートをすることも可能です。





解説も自分で一から作るとなると時間を要するので、たたき台として生成させるのは有用な方法です。

 

さらに例えば、教科書の問題で類題が欲しい場合は、教科書の問題の内容を例として入力し、「類題を3つ生成してください」と伝えると生成されます。

使いたい問題が手に入らない場合があるので、非常に便利です。


伸ばしたい力をテーマに問題を生成する


また、伸ばしたい力を生成AIに伝えることで目的に応じた問題を生成することができます。

「◯◯を身に付けるための問題」と指定するだけで生成されます。

 




このように、割合が実生活でどのように使われるのかイメージできる、良い問題が生成されました。読解力、論理的思考力や批判的思考力などその単元やその授業の目標に応じた問題を生成することができます。

こうした応用問題なども瞬時に生成することができます。


理論をもとに問題を生成する


生成AIは教育理論なども学習しているので、それを参考にして問題を生成することも可能です。

今回はアメリカの教育心理学者Bloomが提唱したタキソノミーを使用します。

これは、教育目標を分類するための枠組みで、学習者が身につけるべき知識や能力を6つの段階に分類しています。


  1. 知識 (Knowledge):事実や用語、定義などを記憶している状態。

  2. 理解 (Comprehension):知識を理解し、自分の言葉で説明できる状態。

  3. 応用 (Application):知識を新しい状況に適用して問題を解決できる状態。

  4. 分析 (Analysis):情報を要素に分解し、それぞれの関係性を理解できる状態。

  5. 評価 (Evaluation):基準に基づいて物事を判断できる状態。

  6. 創造 (Creating):複数の要素を組み合わせて新しいものを創造できる状態。


この6つの段階をもとにして、問題を生成しました。










子どもたちが今どの段階にあるか把握でき、効果的な学習に繋げることができます。

その場面に適した学習理論や教育理論をベースにして問題を生成することで、子どもたちの力を効率的に伸ばすことが可能となります。


授業の資料をもとに問題を生成する


小テストや確認テストを生成するときは、授業のスライドやワークシートを読み込ませて、その内容に応じた問題を生成させることができます。






選択式や記述式など問題形式も指定することができます。

学級の実態など習熟度に応じて問題形式を変えることができます。

既存の問題を入力して好きな問題形式に変換することも可能です。

ぜひ、一度お試しください。

 

※必ず内容は確認をして、必要な修正を加えるようにしましょう。

 
 
 

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