GPT-4oで変わる教育!子どものノートを解析し、フィードバックするAI先生
- kentakk14
- 2024年5月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年5月27日
ChatGPTの最新モデル「GPT-4o」の画像認識技術を教育に活用する
今日の記事では、GPT-4oの画像認識技術を使うことにより、教育における活用方法について検証してみたので紹介します。
※記事内に登場するノートは私が例として書いたものです。
ノートの内容を取り込み、ChatGPTに解説をさせる
子どもたちの中には、頑張って板書を移すものの、その内容が理解できていない子がいます。
このような場合、ノートの写真を撮影してChatGPTに内容を理解させ、質問を投げかけることができます。
算数の問題を例に実際にChatGPTを使ってみました。

問題は「小数のかけ算」です。
算数の問題は解法が複数ある場合が多く、それぞれの解法をなんとなく理解している状態の子は少なくないでしょう。
上の画像のようにChatGPTに解法を読み込ませて解説させることで理解が進みます。
わからない部分があれば追加質問をすることができます。
ノートの内容をわざわざ打ち直す必要がなく、学校で使用する授業ノートの内容をChatGPTに取り込むことができます。
ちなみに・・

翻訳もお手のものです。
教師が授業用ノートを用意しておき、内容をChatGPTに取り込ませることで、簡単に翻訳ができるので日本語を母語としない子どもの指導にも活用することができます。
もちろん、前述した解き方の説明も他の言語に変換することも可能です。
筆算の間違いを指摘させてみた
筆算なんて認識できなさそうだな。私はそう思いながら次のように質問をしました。

すると・・・

恐るべしChatGPT先生!
間違った部分を適切に指摘しています。
そして、なんと・・・

おーーー!筆算まで作成しましたよ!!
さすがにこれは感動しました!
GPT-4o恐るべしです!!
どこが間違ったのかを自己分析することは大切ですが、検討がつかずにそのままにしてしまう子も少なくありません。
もちろん、自分で振り返った上でわからない場合はGPT-4oを活用する方法もいいのではないでしょうか。
※ChatGPTは間違う場合があることを念頭に置きましょう
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