博士号レベルの相棒!GPT-5・Thinkingモード・Proモードを比べてみた
- kentakk14
- 2025年8月9日
- 読了時間: 3分
2025年8月7日、OpenAIがついに公開したGPT‑5。
今回の記事では早速レビューをしたいと思います。
GPT-5とは?
GPT‑5は、PhDレベルの専門家を目指して作られた、OpenAIの新モデルとされています。コーディング、数学、創造的な文章、ヘルスケア、視覚認識など、多方面にわたる能力が大幅に向上しています。
特徴
自動でモデルが切り替わる複数の内部モデルがあり、会話の複雑さに応じて自動で切り替わる仕組み
精度と信頼性の強化GPT‑4oと比べて、ハルシネーションが約45%減り、思考モードでは約80%減少するなど、その正確さが特徴的です。
忖度が減る4oは不必要なヨイショがあり、自分の意見について客観視しにくい部分がありました。しかし、そうした忖度も減り(14.5% → 6%未満)、より自然で控えめな表現になっています。
ロングコンテキスト対応
最大40万トークンまで対応可能となっています。
まだまだGeminiには及びませんが...
GPT‑5 Thinking
同じ基本モデルを使いつつ、より多くの「考える時間」(推論)を与えたモードです。
複雑な問題にも丁寧に対応します。
GPT‑5 Pro
Thinking モードに加えて、より広いツール利用(ウェブ検索・コード実行・画像処理など)や 高度な推論が使えるモデルです。専門的な場面での活用が期待されます。
それでは、実際に使用感をレビューしていきたいと思います。
自分の得意分野の質問(日本の学校保健教育の課題)をそれぞれのモデルに投げかけてみました。
GPT-5

回答の質が高いと感じます。これが推論もなしに一瞬で生成されたことに驚愕しました。
4oやGPT-4.5も素晴らしかったですが、回答内容が甘いと感じることが多々ありましたが、GPT-5はさすが博士号レベルというだけあって、内容も適切です。
無駄な装飾がなくて、見やすい点も個人的にはプラスです。
無料ユーザーでもこれが標準装備というのが恐ろしいですよね。
GPT-5 Thinking
Thinkingモードは短い推論をして回答します。先ほど、同様に日本の学校保健教育の課題を考察させています。

一見、見にくいと感じるかもしれませんが、よくよく読むとベーシックよりも課題について深掘りすることができています。
構造的要因(クレームなどの面倒事を恐れてセンシティブな領域は後回しになる)などは現場で働いていなければわかりにくいことまで立ち入っている点も素晴らしいですね。
改善策もより具体的にかつ実現可能であろう形で示されています。
24秒の推論でこのレベルまでの回答が得られるならば業務で大いに活躍してくれると感じました。
GPT-5 pro
続いてはproモードです。
熟考をするため、かなり時間は要します。
同様の質問を投げてみました。


11分もの熟考で長かったですが、詳細なレポートが仕上がりました。DeepResearch顔負けの調査レベルです。2025年の新しい情報を収集できており、o3 proよりも調査力が上がっていると感じます。
無駄な表なども減っているため、読みやすくなっています。
また、他のモデルとは違い、数値が多く示されているのも素晴らしいですね。未知のことについて調べる際には、10分程度でこのレポートを作成することができるため、かなり重宝するのではないでしょうか。
総括
普段使いであればGPT-5で十分で、業務ではThinkingモードを使用する場面がでてきそうです。論文レビューや長文の資料を分析する、簡単なレポートを作成したい場合はproモードが活躍します。
教員の方は基本、Thinkingまでで十分ですね。研究をしていきたい場合はproが欲しいところです。
今後も使っていくなかでいい活用が見つかれば報告したいと思います。
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