動画生成AI「Sora」で理科室のルールを伝える動画を生成してみた
- kentakk14
- 2024年12月30日
- 読了時間: 2分
絶賛Sora研究中です
年末年始の時間があるときを利用して、Soraの実用性について検証中です。
今回は理科室のルールについての動画を生成しました。
結論から言うと、苦戦しました。笑
完成品はこちらです。
苦戦した理由は・・
1.登場人物が多い
以前、作成した動画は1人の男の子の生活習慣の様子を生成しました。
今回は登場人物が多く、プロンプトの量も増えて複雑になります。
特に立ち位置を指定しなくてはならない動画では、上手く伝わらず苦戦しました。
何度修正しても難しい場合は「2人の小学生をクローズアップして」というように、シーンの切り替えをすることで登場人物を減らして乗り切りました。
2.動作が複雑
今回の動画は走ったり、歩いたり、喧嘩したりと活発な動作ばかりでした。
細かい動作を伝えるためには具体的な動作の説明が必要です。
例えば「喧嘩する」だと顔をぶつけあうなどひどい仕上がりになったので、「2人の小学生がフラスコを取り合って、喧嘩している」と修正しました。また、「理科室を走り回る」とするとアクション映画かと思うくらい暴れていたので、「1人の小学生がもう1人の小学生を追いかけている」と修正しました。
客観的に文章を見て、動作や様子が理解できるかどうかを確認してプロンプトにする必要があると改めて感じました。
3.表現が曖昧
これは私自身の問題ですが、表現が曖昧で伝わらないことが多かったです。私はProモードなのでやり直しがしやすかったですが、制限回数を考えると事前にGPT-4oと対話を重ねて、プロンプトを9割程度完成させておく。そして、実際に生成させて、できるだけ少ない回数で修正することが必要ですね。
ちなみにプロンプトをセクションごと(立ち位置、動作、背景)に分けると、意図があまり伝わりませんでした。小説の文章のようにというと言い過ぎですが、文章で伝える方が今のところは精度が高いです。
私の国語力が試されている感覚でした。
引き続き、動画を生成していこうと思います。
また次の動画が生成されたら報告します。
※作成した動画はご自由にお使いください。

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