時短&簡単!ChatGPTを使って学校行事を効率的に進める方法
- kentakk14
- 1月12日
- 読了時間: 3分
学校行事の計画や実行にChatGPTを活用
コロナ禍を経て、各学校で学校行事は大きく縮小したのではないでしょうか。
しかし、昨年度より新型コロナウイルスが5類とされて、縮小していた行事がコロナ以前に戻りつつある学校もあるでしょう。
学校行事は集団への帰属意識や仲間同士の連帯感を高めるとされています。
その他の面からも学校行事は重要であると私は感じています。
その一方で、学校行事を計画・実行していくのは時間を要するため、負担に感じられている方がいるのも事実です。
そこで、ChatGPT(生成AI)を活用することを推奨します。
まずは校外学習の計画や実行においてChatGPTをどのように活用するか紹介します。
校外学習の行き先を検討する
校外学習の行き先に困ったことはありませんか。
行き先を早い段階で確定しないと予約が埋まってしまうこともあり、スムーズに進めたい業務の1つです。
このようなときにも生成AI(ChatGPT)を活用することができます。
まずは校外学習の目的に応じた行き先を検討してみましょう。
ChatGPTに小学3年生の社会科の学習目標を整理させます。
インターネット検索も可能ですが、回答の質を維持するために小学校学習指導要領解説社会編のPDFを読み込ませました。


学習指導要領のPDFをデータとして保存しておくと、すぐに読み込ませることができるので便利です。PDFデータを読み込ませた上でまずは目標を整理させました。
一気に行き先を生成させることも可能ですが、回答の精度を高めるために段階を踏んで指示していきました。次に、この目標を踏まえた行き先について列挙させました。


できるだけ多くのアイデアを出させるために「10個」と数を指定しました。
行き先としては3年生にふさわしいものが提示されています。
次にインターネット連携の機能を活用して、実際の施設を提示させました。

このように数分で実際の施設を絞り込むことができました。
さらに特定の条件があれば対話を継続することにより、自分の求める回答を得ることができます。
6年生を送る会の練習スケジュールを作成する
生成AI(ChatGPT)を使えば練習スケジュールを作成することも簡単です。
6年生を送る会の練習スケジュールを作成させました。



これはかなり綿密な計画となっていますが、その強弱も指定すれば調整可能です。
こうした学校行事の計画は特に型があるわけではなく、みなさんが頭の中で計画を描きながら実行している(これって高度なことですよね)のが実際だと思います。
ただ、上のようなたたき台があれば、それを変更していくだけで計画が完成します。
一から作り上げるよりは時間短縮になるでしょう。
事前に課題と予防策を検討
さらに、この計画を実行する上で生じうる課題と予防策についても検討させることができます。


どのような問題が生じるか事前に把握しておくことで、余裕のある指導につながります。
特に初めて(久しぶりに)その行事を担当する場合などには有用な活用方法となります。
儀礼的行事などを除き、学校行事の多くは担任や学年裁量で決められる、やや自由度の高い業務になります。
そのような業務にこそ、ChatGPTの活用の場があると私は思います。
ぜひ一度お試しください。

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