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第48回全国個を生かし集団を育てる学習研究大会 全国プレ大会が開催されました

  • kentakk14
  • 2024年12月26日
  • 読了時間: 3分

第48回全国個を生かし集団を育てる学習研究大会 全国プレ大会


12月21日(土)に兵庫教育大学の神戸ハーバーランドキャンパスにて第48回全国個を生かし集団を育てる学習研究大会 全国プレ大会が開催されました。

大会テーマは「対話的な学びを促進する特色ある集団づくり」です。

プレ大会の様子を簡単ではありますがご報告いたします。


講演「かかわり合いながら学ぶということー個の成長と集団の成長のためにー」須田康之先生(兵庫教育大学)


個集研の歩み、そして令和の日本型教育として謳われている個別最適な学びと協働的な学びについてご講演いただきました。

個で考えたことを集団で対話して共有し、考えや学びを深めた上で最終的には振り返りなどで個に返す。

安西冬衛の「春」の詩を味わいながら、ICTも活用した授業を体験させていただきました。

相反する「個別最適」と「協働」はこのような授業展開により成立すると改めて学ぶことができました。


発表1「対話を生み出す学習者主体のICT活用」久保田智子先生(神戸市立若草小学校)


久保田先生は図工専科としてICTを積極的に活用されています。

久保田先生の実践では単元目標と計画について子どもたちと十分に共有されていました。

単元を通してつける力、図工であるため完成品を子どもたちに認識させて取り組ませる。

その取り組みの中で、子どもたちは自身が必要だと感じた場面でICTを効果的に活用します。

ICTは便利で子どもたちは若干依存的になってしまう場合があります。

久保田先生のように習得する力を子どもたちと十分に共有することで、ICTの誤った使用方法を防ぐことができると感じました。


発表2 「『対話的な学び』を具体化する研究会(研修会)の在り方について」石﨑耕一郎先生(愛媛県内子町立内子中学校)


愛媛の石崎先生からは研修会についてのご発表をしていただきました。

愛媛個集研では楽しい研修会をテーマに研修を積み重ねられているそうです。

また持続可能となるように子どもが遊ぶスペースが用意されているなど、子育て世代への配慮も素晴らしいと感じました。

私たち教師が楽しまなければ、子どもも楽しくないし、教員志望の方も増えません。

大変なことはあるけれど、愛顔(えがお)を大切に頑張りたいという、愛集研の皆様の心意気が感動的でした。

来年度はその愛媛で全国大会が開催されます。また私のブログでも紹介したいと思います。


ワークショップ「双方向型ICTを体験しよう」小嵜麻由先生(神戸学院大学)・筆野元


そして最後のワークショップでは「Kahoot」「Padlet」「Canva」について紹介しました。

 

「Kahoot!」はテレビ番組さながらのクイズ大会を実施できるツールです。

子どもたちはログインの必要がないため、実施しやすいものになります。

学期末や単元末の復習には持ってこいのツールです。


 

「Padlet」は意見を全体で共有したいときに使用できるツールです。

こちらもログインの必要はありません。

授業のスポットで使用することができる手軽さが売りです。

 

「Canva」はプロフェッショナルなデザインを作成できるツールです。

高いデザイン性はもちろんのこと、共同編集を行うことができることが魅力です。

子どもが使用する場合はログインが必要になります。

 

大会が終わり、外に出ると神戸の街はイルミネーションで彩られていました。

今回のプレ大会に参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

兵庫個集研は気軽に参加していただける研究会を開催していますので、ぜひご興味を持たれた方は一度ご参加ください。お待ちしております。

 


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